パチンコ業界について
パチンコ業界の概要
日本のエンターテイメント業界において、パチンコ業界は長い歴史を有する娯楽の1つです。
レジャー産業全体の25%近くを占める約15兆円の市場規模を持っています。
時代と技術の進歩と共に、店舗の形やゲーム性、遊技スタイルを変化させてきたパチンコ業界は
“楽しさ”と“健全性・安全性”を常に追求しています。
パチンコ店と、そこに置かれる遊技台や周辺設備は風営法(ふうえいほう:風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)というルールに従って、警察庁や地方自治体の監督のもと事業活動を行っています。
パチンコ業界に関するビジネスは、「パチンコ店」「パチンコ・スロットの遊技台メーカー」 「周辺機器メーカー」の大きく3つに分けられます。
パチンコホール
パチンコやスロットの遊技台を設置し、プレイヤーに遊技してもらうための営業を行う店舗です。最近は店舗のシステム化と大型化が進み、遊びやすく働きやすい環境になっています。
また、遊技料金(=レート)の多様化や休憩コーナーの充実(マンガ・雑誌が無料で読める、マッサージチェアの利用ができるなど)が進み、様々な人が遊びやすい環境を作っています。
遊技台メーカー
パチンコ台、スロット台を開発し販売しています。プレイヤーが感じる面白さだけを追求するだけでなく
店舗経営者にとっても喜ばれるような遊技機を開発することが、お店だけでなく業界全体の盛り上がりに直結します。最近は若年層をターゲットとした、アニメやゲームなどをモチーフにした台が主流になっています。
周辺機器メーカー
当社が当てはまる周辺機器メーカーは、パチンコ・スロット台で遊ぶときに必要となる
「玉貸しユニット(サンドとも呼ばれる)」や、「ICカード精算機」、「景品交換POS」といった遊技を始めるとき/終わるときに必要となる機器を開発しています。
また、プレイヤーとして目にすることはほとんどありませんが、遊技台の裏側に取り付けられている
「紙幣回収装置」や、紙幣を数える「紙幣整理機」、店舗の売り上げや稼働データを集計・分析する
「ホールコンピューター」といったシステムを開発しています。ほかにも、大当たり情報などを見るための「呼び出しランプ」や、「遊技用イス」、「防犯カメラ」など、パチンコ店には様々なものが存在しています。